症状
全体重のかかる足には、スポーツや歩行などで、いろいろな部位に痛みが生じます。
陸上競技やサッカー、バスケットボールなどのランニングやジャンプ動作の多いスポーツにおいて、慢性障害が多く発生します。
足の慢性障害には、種子骨障害、外脛骨障害、足底腱膜炎、踵骨々端症、踵骨滑液包炎などがあり、それぞれ特定の部位の痛みを訴えます。
原因と病態
足は、足根骨と中足骨が靭帯で結ばれ、縦横のアーチを形成し、筋肉や腱がこれらを補強しています。 スポーツにより、衝撃が続くと、足の骨や軟骨、靭帯や腱に障害をきたし疼痛が発生します。
足の使い過ぎ以外に、足の柔軟性低下や筋力不足、扁平足などの障害の発生しやすい足の形、不適切な靴、悪い路面での練習などが発症の背景になっています。
日本整形外科学会HP抜粋