足の構造と運動方向

足の構造

足には片足で28個の骨があり、両足合わせると56個の骨で土台を構成しています。

また、それぞれの骨は筋肉や靭帯の付着により、複数の関節を形成しております。

足には土踏まずなどを形成する、3つのアーチが存在し、筋肉や骨等のバランスが崩れるとアーチも崩れ、様々な症状を引き起こす原因となる可能性があります。

乳児期~小学校低学年

この頃の足の骨はまだ柔らかく、乳児期であれば骨の配列はできているものの、骨自体は軟骨であり、徐々に骨化して丈夫な骨となっていきます。

足のアーチの詳細

足の運動方向

※正中位からの運動立位姿勢をとった際の足首の角度を目安にイメージしてください。

底屈→つま先を下げる動き
背屈→つま先を上げる動き


内転→第2中足骨長軸が親指側に移動する動き(2022改定)
外転→第2中足骨長軸が小指側に移動する動き(2022改定)


内返し→親指側を持ち上げる動き(旧回外)
外返し→小指側を持ち上げる動き(旧回内)


回内→背屈+外転+小指側をもち上げる動き(旧外返し)
回外→底屈+内転+親指側を持ち上げる動き(旧内返し)


注)ここでの表記は2022年の改定以降の呼び方となります。